マーケットレビュー Daily : SPY, DIA, QQQ, IWM, EWJ, BTC - June 20, 2022

マーケットレビュー Daily : SPY, DIA, QQQ, IWM, EWJ, BTC - June 20, 2022



はい、みなさんこんにちは!
クリエイティブ、テクノロジー、投資ファンのこーじです。

6月20日は米国が祝日のため、ビットコインと原油の動きを中心にマーケットレビュー をお届けします。

世界の株式マーケットの方向性を決める世界最大のマーケット(※1)である米国マーケットをレビューすることで、日本の株式マーケットや為替(FX)マーケットの背景で動くマクロトレンド(※2)のインサイトを見つけることができればと思っています。


KEY TAKEAWAYS
  • リセッションインディケーター(※3)がマイナスを目指している。
  • ビットコインは$20,000付近で停滞。
  • 原油価格が下降トレンドに入るかどうかの分かれ道


嵐の翌週で静かな上に米国が祝日なので、いっそう静かな様子です。原油価格が下がってきているので、下がり続けてくれれば来月以降のインフレーション指数が下がりやすくなり、9月以降の利上げが緩む可能性が出てきます。実際に数値で確認できるまでは安心しきれませんが、出口が見えそうな状況に思えます。

一方で、原油価格が急激に下がるのは経済が瀕死であることを示しているので、その他いろんな資産の価格も一緒に下がる確率が高いと思われます。逆に原油価格が反発して上がってしまうと、中央銀行のドSがエスカレートしていくことになります。

ということで、各セクターの状況を見てみましょう!

1. 株式マーケットが運用されている世界の上位100か国の中で最もマーケットの時価総額が大きいのが米国で、全体の40%を占めています。上位5社ほどが日本の株式マーケット全体に相当する大きさです。
2. マクロトレンドとは、株価が上昇したり下降したりするトレンドの背景にあるファンダメンタルな要因がつくる大きな流れです。例えば、通貨の供給量を増やすことが株式マーケットの時価総額を成長させる背景にあるといったものです。
3. リセッションインディケーターは、米国の2年国債と10年国債のイールドのスプレッドを見る指数で、通常は長い期間の10年国債のイールドの方が高くプラスの数字を示します。経済が不健康になり、リセッションが訪れる直前になるとイールドが逆転してマイナスの数字を示すことからリセッションインディケーターと呼ばれています。




Table of Contents




直近の主な経済データについて

昨日は特に大きな経済データの公表はありませんでした。

今週は各国のインフレーション指数や景気指数が公表される予定です。今週はその他は特に大きな経済データの公表は無さそうなので、とても静かな週になりそうです。一方で、リセッションインディケーター(下のチャート)と言われている数値がまたマイナス領域に引き寄せられています。


画像の中でグレーになっているゾーンは0%以下を表していて、過去のデータを見るとリセッションの前にマイナスの領域に行っていることからリセッションインディケーターと言われています。いま起きていることが織り混ざってこの数値に表れていると思われるので、これからの展開が要チェックと思います。



次の週の主な経済データ
6月21日 豪州 中銀議事録
6月21日 米国 現存住宅販売指数 5月(専門家予測 5.3M〜5.39M)MはMillion=100万の意。
6月22日 英国 インフレーション指数 5月(専門家予測 9.1〜9.2%
6月22日 加国 インフレーション指数 5月(専門家予測 7.0〜7.5%
6月23日 世界 景気指数(PMI) 6月速報値(専門家予測 先月より低下)
6月23日 米国 失業保険申請数(専門家予測 225K〜227K)
6月24日 日本 インフレーション指数(専門家予測 2.3%)
6月24日 英国 小売売上指数 5月(専門家予測 -0.9〜-0.3%)
6月24日 米国 EIA原油備蓄(専門家予測 --)
6月24日 米国 新規住宅販売数 5月(専門家予測 0.585M)MはMillion=100万の意。





 


ビットコイン米ドルレート BTC/USD


ビットコインの米ドル価格BTC/USDのレートは、$20,000付近で停滞しています。まだ10EMA(※4)ラインから離れているので、もう少し停滞が続くように見えます。前回クラッシュした2018年の状況に照らし合わせると、利上げがひと段落することが見えてきたあたりから急上昇を開始しているので、今回は9月〜12月にそのタイミングが来るのではないかと思ったりします。

もし仮に世界経済がリセッション(※5)に突入する場合、ビットコインが初めて経験する状況なので、過去の展開とは大きく違った様子を見せると思われます。マーケットの期待値や直近最高値からの割引率を考えると、いまの価格は相当魅力的に見えていると思います。

過去のクラッシュと同じくらい下がるとしたら$10,000くらいまで行ってもおかしくない状況ですが、リセッションに至るかどうかは不確実なので、しばらく様子を見るしかありません。世界経済はまだベアマーケット(※6)にいるので、いろんなものが下がりやすい状況だと思います。いまは長い目で見て、下がったら少しずつ買うというのがベストかもしれません。



TAKEAWAYS
  • $20,000付近で停滞。
  • 過去のクラッシュに照らすと$10,000までは現実的な下落範囲。
  • 2〜3年スパンで見れば魅力的な価格に見えている。


4. EMAは、指定した数のローソク足の平均値を直近の数値に重み付けしてラインで表示しているものです。値動きの上限や下限になることが多いため、チャート分析でよく使われています。長い期間の平均値と重なりやすいように、画像の中では10EMA(イエロー)、50EMA(オレンジ)、200EMA(レッド)を表示しています。
5. リセッションは、景気後退を指し、正式な定義では2四半期連続でGDPがマイナス成長の状態を指します。主な原因はインフレーションを抑制するための中央銀行の政策金利の引き上げが急激なことにより起こることが多いようです。リセッションになると小さな企業が破綻しやすくなり、失業率が加速的に上昇しはじめます。
6. ベアマーケットは、長期的に下降トレンドが続く時期を指し、正式には直近の史上最高値から20%以上下がった価格帯まで下がっている状態を指します。


おまけ


米国原油先物 WTI OILは、50EMAラインの下に入り始めました。50EMAラインの上に戻らない場合は下降トレンドが本格化している表れなので、さらに下がっていくと思います。RSIは昨年12月以来の低さになっているので、下がるムードが強そうに見えます。その場合、すぐ下にあるフィボナッチ(※7)61.8%ラインを抜けたら、38.2%ラインで反発する確率が高そうです。反発した後はまた61.8%ラインで跳ね返って下がっていくシナリオが考えやすいと思います。

原油価格が下がってくれればインフレーション後退を示唆するものなので、中央銀行の利上げが緩んでいく予兆になりポジティブな動きになります。ただ、大きく下がっていく場合は経済が瀕死の状態を示しているので、向こう3か月くらいは厳しい状況が見えます。

もしここでまた反発して価格が上がる場合は、中央銀行のサディスティックな利上げがエスカレートするので、経済はさらにしごかれることになります。



TAKEAWAYS
  • 下降トレンドに入るかどうかの分かれ道。
  • 50EMAラインの下に下がれば下降トレンドに入る。
  • ここで反発して上昇すると中央銀行のサディスティックな利上げが待っている。



7. フィボナッチとは、フィボナッチリトレースメントの略で、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチが発見したフィボナッチ数の法則性を利用したテクニカル指標です。主にサポート&レジスタンスラインの見極めに使われています。フィボナッチ数列にある任意の数字と前の数字との比率を出すと61.8%になります。チャートの動きも61.8%のラインあたりで方向転換することが多いのが特徴です












































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